愛知母乳の会では、愛知県及び近隣地域の母乳育児を支援する事を目的し、ユニセフ・WHOの「母乳育児を成功させるための10カ条」を推進、その普及と実践を目指しております。

 

2018年、WHOが4BFHIの25年間の活動を見直して、10か条の改定とそれに伴う実践のガイダンスを出しました。

それに伴い、日本母乳の会ではユニセフ東京事務所の承認を得て、以下を正式な訳文をだしていますので、以下に引用します。

 

母乳育児成功のための10カ条(10ステップ)
  1a.母乳代替品のマーケティングに関する国際規準(WHOコード)と世界保健総会の決議を遵守する
  1b.母乳育児の方針を文章にして、施設の職員やお母さん・家族にいつでも見られるようにする
  1c.母乳育児に関して継続的な監視およびデータ管理のシステムを確立する
  2.  医療従事者が母乳育児支援に十分な知識、能力、技術を持っていることを確認する
  3.  すべての妊婦・その家族に母乳育児の重要性と方法について話し合いをする
  4.  出生直後から、途切れることのない早期母子接触をすすめ、出生後できるだけ早く母乳が飲ませられるように支援する
  5.  お母さんが母乳育児を始め、続けるために、どんな小さな問題でも対応できるように支援する
  6.  医学的に必要がない限り、母乳以外の水分、糖水、人工乳を与えない
  7.  お母さんと赤ちゃんを一緒にいられるようにして、24時間母子同室をする
  8.  赤ちゃんの欲しがるサインをお母さんがわかり、それに対応できるように授乳の支援をする
  9.  哺乳びんや人工乳首、おしゃぶりを使うことの弊害についてお母さんと話し合う
10. 退院時には、両親とその赤ちゃんが継続的な支援をいつでも利用できることを伝える
 

(ユニセフ東京事務所承認済み2018.10.23)

 

日本母乳の会HPから引用